「FLOWER あの花の笑顔が君を強くする」 花なんて似合わない君の ばつの悪そうな照れ笑いが、 今も胸を離れないんだ。 照れくさくて言えなかっただけれど、 世界を笑顔にすることさえできると思ってた 季節が巡って秋になり、 君の年に近づくころには、 全部綺麗な思い出になっているのかな……。 あわよくば 何もかも夢だったらいいのにと思うんだ。 ひたすらに迷いながら、 どうしてこんなところまで来てしまったのか。 君と話したかった景色の前で、 僕は立ち尽くしてるんだ。 君にしか言えないことを言いたかったのに。 叶うことない願いは どこに埋めればいいんだろう。 届くことない祈りは どこに捨てればいいんだろう。 "傷つくたび優しくなれる" それはきっとそうなんだけど それでも傷つきたくなんてないんだ。 「いつの日か誰もが笑顔になる物語(うた)が作れたら……」 花なんて似合わない僕たちの とりとめのない苦笑いを、 忘れたくなんて ないんだ。 今は涙しか出てこないけれど、 出逢わなければよかったなんて どうしても思えないんだ。 いくつもの秋が通り過ぎて、 君の年を追い越すころには、 もう涙することもなくなっているのかな……。 "誰にでも別れはおとずれる"って、 それはきっとそうなんだけど、 それでもまた君と話したいんだ。 "時が全て洗い流してしまう"って それはきっとそうなんだけど、 それでも君が残してくれた花は、 いつまでも咲き続けるって信じたいんだよ。 「FLOWER あの花の笑顔が君を強くする」 花なんて似合わない君の ばつの悪そうな照れ笑いが、 今も胸を離れないんだ。 照れくさくて言えなかったけれど、 世界を笑顔にすることさえできると思ってた 季節が巡って秋になり、 君の年に近づくころには、 全部綺麗な思い出になっているのかな……。
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